障害福祉トピックス
2022.08.09
清光会
ひかりっ子の自分探し〜「障がい」ってなあに?〜
養護学校高等部のひかりっ子たち。
2年生になると実習が始まり、3年生の夏休みを終える頃には進路先を定めていかなければなりません。
それはそれは、あっという間の出来事です。
とは言え、ご本人たちは自分の事をどこまで知っているのか?
何をどれだけ理解しているのか?私達は日々そんな事を想いながら支援をしていました。
そんな中ひかりっ子から出たひとつの言葉、
「障がい」ってなあに???
この言葉にスタッフのアンテナがピッピッピッ!!
「療育手帳って何だろう?」「僕って彼女ができないの?」と、次々と彼らの疑問や不安が出てきました。
多くの子どもたちが「障がい」に対しての不安を抱いている現状をそのままにはしておけません。
そこで、清光園を卒業して、現在社会の中で奮闘している先輩との交流会を実施しました。
企画内容は、
1日目そんな先輩の話をじっくり聞く!
2日目そんな先輩に質問をする!そして、自分の思った事や感じた事を紙に書いて提出する!
3回目 先輩をひかりに招待して皆で過ごす!
というもの。
彼らの真剣な顔。
ひかりで過ごしている時にはみたことのない表情でした。
大人になったな・・・と感動の場面もあったり(๑>◡<๑)
・・・しかし、彼らの人生はこれからと言っても過言ではありません。
彼らが生きる先々で、このような取組みが彼らの力となっていくよう、
将来のための「希望のひかり」であろうと今年の夏もスタッフ一同で誓うのでした。
ひかりっ子、この夏、ガッツリ何かを感じています!